成田、多言語対応強化-仏、西、タイ、インドネシア語対応も

  • 2014年2月6日

 成田国際空港は、3月から多言語対応の機能を強化する。現在日本語、英語、中国語、韓国語の4ヶ国語で展開しているリーフレットと、スマートフォン音声翻訳アプリ「NariTra」の対応言語を拡充。4ヶ国についでニーズの高いタイ語、フランス語、スペイン語、インドネシア語版をそれぞれ加えた。

 リーフレットは案内カウンターなどに設置。成田空港からのアクセスやWi-Fi接続方法など、到着客の旅行のサポートをはかる。また、NariTraでは音声翻訳でインドネシア語を、文字翻訳でタイ語、フランス語、スペイン語を追加した。

 さらに、自動音声によるフライト案内に英語、中国語、韓国語の3ヶ国語の自動音声を追加。現在は日本語での対応のみで、英語はオペレーター対応になっているという。

 加えて3月から多言語による歓迎メッセージの掲示もおこなう。デジタルサイネージにより、成田空港と結ばれている33ヶ国3地域の母語25ヶ国語で、到着ロビーに歓迎メッセージを表示。出発ロビーでは再訪日を喚起するメッセージを掲載する。このほか、到着動線の電飾看板など計15箇所に多言語による歓迎メッセージの表示もおこなうという。