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日本航空、国内線のプロダクト刷新、「JAL SKY NEXT」

  • 2014年1月30日

「JALスカイネクスト」機内イメージ 日本航空(JL)は1月30日、2014年5月の運航開始を予定する新内装の機材の名称を「JAL SKY NEXT(JALスカイネクスト)」とすることを発表した。

 新内装は、クラスJと普通席に本革のシートカバーを採用し、カーペットも刷新。普通席ではシートをスリム化することで、足元のスペースを最大で約5センチ拡大。クラスJでは、シートピッチを平均97センチメートルにする。また、機内証明をLEDとし、時間や季節に応じて照明を変化させる。

 また、2014年7月からは初めて国内線に機内インターネットサービスを導入する計画。無線LANに対応する機器に大して、機内エンターテイメントやインターネット接続を提供する。機内エンターテイメントは無料で、スポーツやグルメ、音楽、アニメなどの映像、JTBパブリッシングの観光地情報、フライトインフォメーションなどを利用可能とする。

 インターネット接続は有料で、料金は30分あたり一律400円の時間制プランと、搭乗路線や利用機器によって変化する「フライトプラン」を設定。フライトプランは例えば、スマートフォンで450マイル以下の路線は500円、タブレット端末やノートパソコンで651マイル以上の路線では1200円となる。

 インターネット接続についてはJALマイレージバンク(JMB)会員向けの特典も用意。ダイヤモンド会員、JGCプレミア会員、サファイア会員には年間で一定回数を無料とし、JMB会員はマイルを利用クーポンに交換できるようにする。

 新内装を導入する機材「JALスカイネクスト」は、国内線用のボーイングB777-200、B777-300、B767-300、B767-300ER、B737-800の各機材で合計77機を予定。なお、B767-300ER型機9機には秋以降、ファーストクラスの搭載も予定する。