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ルックJTB、“自由”と“安心”突き詰め新商品、数年かけ完成へ

  • 2014年1月14日

 JTBワールドバケーションズは2014年度上期からルックJTBで、“自由”と“安心”を武器とするシリーズ商品2種類の販売を開始する。同社は2014年度のルックJTBのテーマとして“期待を上回る満足の追求”を掲げており、新商品はこれに沿ったもの。

 新商品の一つは、添乗員が同行するツアーでありながら現地の観光や食事の選択自由度を高めた“私だけの旅”で、もう一つはダイナミックパッケージ(DP)の“エアホ”。1月14日の商品発表でJTBワールドバケーションズ代表取締役社長の北島文幸氏は、「大変困難な挑戦」であるとしつつ、取り扱いの拡大に向けて「2、3年かけて完成させていく」と意欲を語った。

 “私だけの旅”は、添乗員同行の安心感は保持しつつ、観光や食事は参加者が好みのものをできるかぎり選べるようにしたもので、北島氏によると「パッケージ旅行でありながら個人旅行」をめざした。観光の選択はポイント制にし、ツアーごとの総ポイント内で自由に組み合わせられるようにしたほか、ポイントを追加購入することも可能。食事は、ポイントに関係なく選べるようにした。

 設定コースは欧州、アジア、オセアニア、北米の12ヶ国・地域に13コースで、1コースあたりの選択肢の組み合わせは1000通りを超えるという。こうした特徴により、旅慣れた熟年層やFIT、ハネムーンなどの客層の取り込みをねらう。出発日によっては1人部屋追加代金を半額にし、個人での参加も積極的に呼びかける。また、これにより夫婦で別の部屋に宿泊し、日中は別行動といった旅行スタイルもパッケージツアーで対応できるようになる。

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