ハワイ、14年はマーケティングの3本柱を深化、販売に繋げる新施策も

  • 2013年11月26日(火)

HTJマーケティング本部長のミツエ・ヴァーレイ氏 ハワイ州観光局(HTJ)は2014年のマーケティング指針として、昨年と同テーマの「隣島ブランディング」「ファーストタイマー誘致」に「クロスメディアプロモーション」を加えた3点を掲げた。11月22日に東京で開催したマハロ・セミナー&ワークショップで、マーケティング本部長のミツエ・ヴァーレイ氏がその目的と戦略を発表。「今行きたいハワイ」への動機付けを念頭に現行のプロモーションをターゲットや目的別に深化させるなか、消費者のオンラインでの情報入手が活発化している現状にあわせ「各メディアのトラフィックを旅行会社の販売に繋げられるような戦略をおこなう」という方針だ。

 例えば、隣島では日本語のキャッチをつけてブランディングし、島のキャラクターにあった人に来てもらえるような情報を発信。テレビ、新聞、雑誌などの既存メディアの他、新たにトリッピースや旅モニといった会員数の多い旅行サイトや、フィガロなど女性誌のオンラインマガジンとオンラインプロモーションをおこない、そのトラフィックを旅行会社に誘導できるような仕組みを作っていく。

HTJ営業本部長の寺本竜太氏 ファーストタイマーについては、ターゲット別のプロモーションを強化する。例えばファミリー層誘致ではHTJとして初のキャラクタープロモーションを実施するほか、ウェディングでは特化型イベントを開催。地方都市では地元メディアを巻き込みながら消費者向けのセミナーとイベントを実施する。すでに福岡と名古屋で試行しており、「イベントには200名募集に対し1200名、700名募集に対し3000名が応募するような需要がある。旅行会社も参加して、販売に繋げてほしい」と呼びかけた。

 このほか、ショルダーシーズンのプロモーションも重視。アクティブシニアやフラグループなど目的別のグループ誘致のほか、4-5月、9-10月のイベント展開でファーストタイマーとMICEを含む団体客の誘致に取り組む。2013年には5月と6月に大手旅行会社と組んだファッションイベント、スポーツイベントを実施しており、5月の「ハワイアンメイ」には2870名の来場があった。HTJのグループ担当である営業本部長の寺本竜太氏は「これ以外にもイベントを実施していく。新マーケットの創造に繋げるものをHTJで作り、旅行業界に還元していきたい」との方針を示した。

セミナーの後にはワークショップを開催。ハワイから来日したサプライヤーを含め23社が出展 一方、業界向けのサポートとしては特にエデュケーションに注力する。セミナーやFAMツアーの実施のほか、オンラインツールを活用した情報提供も強化。YouTube上のチャンネル「HiTube」や、総合情報ポータルサイト「Hawaii_TV」やHTJの業界サイト内の「トラベル情報バンク」などオンラインの情報発信、Eラーニングと検定機能のアロハプログラムを整備しており、さらにオンライン上のセミナー「ウェビナー」なども実施する予定だ。

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