(株)ジャタ、中小の新卒採用支援など新事業、JATA会員に貢献へ

  • 2013年11月24日(日)

 日本旅行業協会(JATA)の指定事業委託会社である株式会社ジャタ(株ジャタ)は、社内に体系的な新卒採用のノウハウを構築できていないJATA会員の旅行会社に対して、優秀な学生の確保の支援をおこなう。これは、JATAの「旅行業界の健全な発展と地位の向上」に向けた展開の中で、一般社団法人としてのJATAではなく、株ジャタの事業領域を拡大して取り組む各種施策の一つ。

 新卒採用の支援では、2013年12月2日にJATA会員を対象とした「JATA旅行業界新卒採用戦略セミナー」を開催し、2015年3月卒業予定の大学生の採用を念頭に、優秀な学生の確保に向けた情報を紹介。その上で、2014年2月19日にJATA会員と2015年3月卒業予定の学生を集めて合同会社説明会「JATA旅行業界就職セミナー」を開催し、両者のマッチングをはかる。

 株ジャタでは、今年9月のJATA旅博2013の会場でも合同会社説明会を実施したが、2014年3月の卒業を予定する学生の就職活動スケジュールとの兼ね合いなどから思うような結果にはならなかったという。ただし、学生からは「自分では探しきれない旅行会社と話すことができて参考になった」など評価する声があったといい、開催時期を見直すことで成果の引き上げをめざす。

 合同会社説明会の運営も、新卒採用支援や就職支援を本業とするメディア総研に委託し、12月の新卒採用戦略セミナーではメディア総研の代表者らが「新卒採用戦線予測」や「優秀な新卒学生の採用の進め方」を説明する。現在は同セミナーの参加会員を募集しているところで、JATAウェブサイトの会員向けTOPICSで11月11日から詳細を案内している。


▽JATA会員支援の新事業、「T-EXPO」や配送費の圧縮、職業紹介も

 株ジャタは、新卒採用以外にも、これまでの団体保険関連の業務に留まらずJATA会員の支援に取り組んでいく方針だ。株ジャタでは3月に定款を変更してイベントや会議の企画、実施、請負、あるいは印刷、出版などに取り組めるようにし、6月には代表取締役社長に前ジャルパック代表取締役社長の大西誠氏を招いた。

 そして、JATA旅博と旅フェア日本が統合して2014年から開催される新イベント「ツーリズムEXPOジャパン(T-EXPO)」の企画・運営を受託。大西氏は本誌取材に対して、「(T-EXPOを)観光立国にふさわしいイベントにしたい」と意気込みを示しており、JATAと事務局の連携強化や意思決定の迅速化など効率性の向上にも繋がると語った。

 また、大西氏は就任後、JATA会員の旅行会社が顧客に会報誌などを配送する際のコストを圧縮するため、コンソーシアム形式での配送業者との交渉も開始。すでに5社が参加し、最大で25%、平均10%程度のコスト削減に成功しているという。このほか、物品購入などについても同様の取り組みを検討している。

 なお、こうした広範な事業展開について大西氏は、株ジャタがすべきこととして「JATA会員のための事業ということに尽きる」と強調。全会員、あるいは業界全体の将来を見据えた活動をするJATAに対して、株ジャタは「(他の会員に迷惑をかけるようなことでなければ)一部の会員にプラスになるだけでもやれる」ことを強みとして取り組んでいく。

 逆に、JATA会員のニーズをつかむことが課題になるが、“人づて”やJATAの地方支部の活用など工夫をしていく考え。また、株ジャタの組織体制も、大西氏の就任当初は大西氏を含めて3名であったが、現在は5名に増員している。

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