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ミャンマー国際航空、2月に茨城チャーター、計5本

  • 2013年10月31日

 ミャンマー国際航空(8M)は2014年2月、茨城/ミャンマー間でチャーターを5本運航する計画だ。往路は茨城/マンダレーで、マカオに立ち寄り給油をおこなう。復路はヤンゴン/茨城の直行便とした。

 茨城発は2月7日、11日、15日、19日、23日で、4泊5日の旅程。機材はエアバスA320型機で、エコノミークラス138席、ビジネスクラス8席の計146席。茨城県企画部空港対策課によると、運航ダイヤは茨城発午前中で調整しているところだという。

 8Mと茨城県は今年8月、2013年中のプログラムチャーターの実施と両者間の協力強化に関する覚書(MOU)を締結。当初は12月から週3便で運航する計画だったが、茨城県企画部空港対策課によると、全日空(NH)の成田/ミャンマー線のデイリー化などで需要と供給のバランスを再度見なおしたこともあり、就航が来年に後倒しになったという。

 2月以降の予定は未定。日本/ミャンマー間はさきごろ開催された航空当局間協議で、成田を含むオープンスカイで合意したほか、首都圏以外の空港での第3国への輸送も自由化した。空港対策課ではこうした環境を踏まえ、「なんとか搭乗率を確保し、次の展開へと結びつけていきたい」考え。県としてもサポートしていく予定だ。

 今後は茨城県と8Mで旅行会社に対する営業活動を展開。8M日本地区総代理店であるエーティービー代表取締役社長の小峰利徳氏によると、11月から営業を開始する計画で、茨城県とともに旅行商品の造成を促していきたいとした。