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成田、13年冬の国際線旅客便は週1436便、就航会社・都市は過去最多

  • 2013年10月24日

 成田国際空港(NAA)の2013年冬スケジュール(2013年10月27日~2014年3月29日)で、国際線旅客便の週間便数は前年比21便増の1436便となった。デルタ航空(DL)と大韓航空(KE)が減便、ウラジオストク航空(XF)が運休する第1ターミナル北ウィングは前年を割り込んだが、同ターミナル南ウィング、第2ターミナルはいずれも数を伸ばしている。

 国際線の便数増の要因は、新規就航でチェジュ航空(7C)の14便とトランスアジア航空(GE)の7便、増便では全日空(NH)の11便増、日本航空(JL)の14便増、エバー航空(BR)の4便増、エティハド航空(EY)の2便増、S7航空(S7)の2便増、ニューギニア航空(PX)の1便増。

 便数減では、DLやKE、XFのほか、エジプト航空(MS)、ウズベキスタン航空(HY)、トランスアエロ航空(UN)が運休し、香港航空(HX)も撤退。エアアジア・ジャパン(JW)も運航を停止する。

 就航する航空会社の数は貨物を含めて84社となり、過去最高を更新。路線ネットワークも就航都市数で海外101都市、国内15都市となり、過去最高となった。国内線の便数はJWの運航停止により3便増の402便に留まった。

 なお、便数の集計は、冬スケジュールへの切り替えが済んだ後、各社の運航スケジュールが規則的に推移し始める11月10日から23日までの14日間について、期間中の発着回数情報を元にNAAが独自に集計したもの。12月に運航開始予定のバニラ・エアは加えていない。

▽成田2013年冬スケジュール、航空会社別便数一覧
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訂正案内(編集部 2013年10月25日19時40分)
・訂正箇所:タイトル
誤:13年冬の国際線旅客便は週536便

正:13年冬の国際線旅客便は週1436便

・訂正箇所:第1段落第1文
誤:前年比19便増の1436便

正:前年比21便増の1436便
※第2ターミナルの数値のみを記載しておりました。お詫びして訂正いたします。