総合旅行業務取扱管理者、試験で出題ミス、全員加点へ

  • 2013年10月20日(日)

 日本旅行業協会(JATA)によると、JATAが試験事務を代行する総合旅行業務取扱管理者の2013年の試験で出題ミスが発生した。海外旅行実務の受験科目で選択肢から答えを選ばせる質問を出したところ、質問に誤りがあったため正解がなかったという。該当する質問の配点は5点で、全受験生に5点を加点して対応する。

 問題は「海外旅行実務」の51番目の問題で、海外旅行傷害保険携行品損害補償特約に基づいて保険金を請求する際に、保険金の支払いの対象とならない選択肢を選ばせるねらいだった。しかし、質問文では、海外旅行中に紛失した旅券の再取得費用のうちで保険金支払い対象とならないものを聞いており、保険の対象物の置き忘れや紛失はそもそも携行品損害補償特約の「携行品損害保険金を支払わない場合」に該当することから、正解のない質問となった。

 JATAでは、「受験者の皆様をはじめ、関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」とした上で、「問題の作成を含む試験事務に関し慎重を期し、再発防止に務めてまいります」としている。

 なお、今後の対応としては10月18日にJATAウェブサイト上で試験問題の正解を発表。合否については、全受験者に5点を加点した上で11月22日に同ウェブサイト上で合格者を発表し、合格者には合格証を、不合格者には通知書を発送する予定だ。

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