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セブ・パシフィック航空、関空/マニラ線デイリー化-12月19日から

  • 2013年10月6日

 セブ・パシフィック航空(5J)は12月19日から、関空/マニラ線を増便し、デイリーで運航する。政府認可申請中だ。関空/マニラ線は現在週3便で運航しており、4便増便することになる。増便により、同区間の座席供給量は1週間あたり33%増となる見通し。機材は現在と同様、エアバスA320型機の180席。

 2009年以降、フィリピンは国際民間航空機関(ICAO)から「重要な安全性の懸念(SSC)」があると認定され、欧州や米国、日本への路線拡充が制限されてきたが、今年の3月にICAOがSSCの認定を解除し、7月に欧州委員会(EC)がフィリピン航空(PR)の運航再開を許可。日本も9月に航空協議を開催し、路線拡充の制限の解除と首都圏空港を含むオープンスカイで合意したほか、羽田の昼間時間帯も1日4便まで可能としている。

 航空交渉の結果を踏まえ、5Jでは増便をおこなうとともに、関空以外の主要都市へも近日中に就航する計画だという。

 また、5Jでは増便を記念し、10月4日から7日の4日間、席数限定のスペシャルプロモーション運賃を販売。11月1日から12月31日の場合は片道5999円、2014年1月1日から6月30日までは片道100円で販売する。燃油サーチャージや空港施設使用料、旅客保安サービス料などは別途徴収する。予約は公式サイト限定で受け付けする。

 なお、5Jでは現在、国際線は22都市、フィリピン国内線は34都市に就航。機材は計47機で、2021年までにさらにエアバスA320型機15機、A321neo型機30機、A330型機4機の計49機を受領する予定だ。

 運航スケジュールは下記の通り。

▽5J 関空/マニラ線運航スケジュール(12月19日~)
5J827便 KIX 20時50分発/MNL 23時50分着(デイリー)
5J828便 MNL 15時20分発/KIX 19時55分着(デイリー)