エジプト航空、成田線運休、8月末まで-関空線は継続

  • 2013年7月14日

 エジプト航空(MS)は7月14日から8月28日まで、週2便で運航中の成田/カイロ線を運休する。外務省の渡航情報でエジプト全土が「渡航の延期をお勧めします」になったことを受けてのもの。カイロ発は7月14日から8月27日、成田発は7月15日から8月28日まで運休とした。

 一方、同じく週2便の関空/カイロ線については継続する。MSによると、もともと関空発の旅客の約8割から9割がカイロ経由欧州行きであることから運航を維持。成田発は約半分がカイロを目的とした旅行者であったため、影響が大きいことから運休を決定した。

 運休期間中の予約への対応については、払い戻し、スターアライアンスの他航空会社やMSの関空路線への振り替えなどをケースごとに適した形で実施。バンコク/カイロ線は通常通り運航中であるため、同路線への振り替えもおこなっていくという。