ルフトハンザ、上級クラスの機内食を充実、新ビールも

  • 2013年5月14日

ビジネスクラス新機内食イメージ(ビールはヴァイスビア) ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)は5月から、長距離線と短距離路線についてファーストクラスとビジネスクラス向けに新機内食プログラムを導入した。従来「スターシェフ」として世界の著名料理人を起用してきたが、ファーストクラスではこれを拡充し、各スターシェフが最低でもミシュラン2ツ星以上を獲得しているかそれと同等の評価を得ていることを条件に設定した。

 また、フライトの昼夜にかかわらず、別コースとしてキャビアサービスをおこなう。加えて、前菜は3種類の小皿料理を提供。さらに旅客1人ずつ塩とコショウのケースを用意したほか、オリーブオイルも専用の皿でサービス。食器類も刷新した。

 ビジネスクラスでも、料理の新鮮さや多様性を向上し、ペストリーと飲み物も見直した。例えば紅茶の種類を刷新したほか、ジュースも種類を増加。紅茶とコーヒー用の新鮮なミルクも用意した。ビールも、従来搭載していたドイツの瓶ビールに加え、ヴァイスビア(小麦ビール)とアルトビア(黒ビール)を専用グラスで提供する。ファーストクラス同様、食器類も入れ替えたという。

 なお、両クラスともに衛生ケア用品も拡充。ハンドクリームやマウスウォッシュ液だけでなく、髭剃りやウェットタオル、クシなどを化粧室に設置した。