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エア・カレドニア、新座席投入-成田線は12月中旬から

  • 2012年11月29日

SBヴァイス・プレジデント・コマーシャルのウィリアム・ル・グラン氏  エア・カレドニア・インターナショナル(SB)は11月下旬から、関空/ヌメア線に新座席を投入した。SBでは今秋から長距離路線で使用中のエアバスA330-200型機2機の改修を開始し、機内デザインや座席などのプロダクトの刷新を実施。すでに改修が終了した1機を関空線で使用しており、2機目のリニューアル終了後、12月中旬から成田路線に投入する計画だ。

 11月29日に開催したプロダクトセミナーのレセプションで、SBヴァイス・プレジデント・コマーシャルのウィリアム・ル・グラン氏は「新しいプロダクトはお客様にとって素晴らしいもの。これを機にもっと旅行者をニューカレドニアに送客して欲しい」と参加者に呼びかけた。

ビジネスクラスはラグーンの青とグレーが基調  ビジネスクラスには180度のライフラットシートを導入。シートピッチは60インチ、座席配列は2-2-2で、現行より2席減の24席となる。座席には電源や個人用読書灯、靴入れを用意。15インチのワイドスクリーンも設けた。また、ミールサービスで新たなコースも設定し、軽い食事を求める乗客向けに「エクスプレスメニュー」を用意した。

 エコノミークラスはシートピッチが32インチ。座席を薄型化したことで足元スペースを拡大した。リクライニングは15度以上可能。足元のフットレストを用意し、アームレストを90度上にあげられるように改善。エンターテイメント用リモコンは使いやすさを考慮し、モニター横に配置した。アメニティキットも新設するなどサービスの強化もはかる。

 また、キャビンの内装や乗務員のユニフォームも刷新。ニューカレドニアのブルーラグーンと赤い大地をテーマに色を設定した。さらにエンターテイメントシステムもリニューアルし、日本語案内を設け、日本語字幕映画を増やすなどした。タッチスクリーンでも利用可能だ。