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日本航空、10月の国際線旅客は1.4%増、利用率も改善

  • 2012年11月27日

 日本航空(JL)の2012年10月の利用実績で、国際線旅客数は前年比1.4%増の60万3684人となった。尖閣・竹島問題で揺れる中国と韓国が2方面合計で23.6%減となったものの、東南アジアが18.3%増、オセアニアが9.2%増、欧州が8.4%増、太平洋が7.4%増、グアムが5.9%増と軒並み前年を上回った。

 利用率でも、中国が14.9ポイント減の51.5%、韓国が7.2ポイント減の68.4%となったものの、東南アジアが12.2ポイント増、オセアニアが7.8ポイント増、欧州が7.1ポイント増などと改善。太平洋も2.5ポイント増の84.1%で全方面で最も高く、全体では5.2ポイント増の77.1%となった。

 なお、2010年比で見ると旅客数は7.6%減だが、東南アジアは19.6%増、欧州は18.2%増と2方面のみプラス成長。利用率は0.6ポイント減となった。