JTB法人東京、UR賃貸住宅で子育て支援サービスを試行

  • 2012年10月18日

 JTB法人東京とUR都市機構は10月15日、一部のUR賃貸住宅で、子育て支援サービス「キッズサポートくらぶ UR都市機構×JTB法人東京」の試行を開始した。これは、UR都市機構が民間企業による子育て支援サービスの提供を模索する中で、試行の第一弾としてJTB法人東京の企画が採用されたもの。サービスは10月15日から開始、2014年3月までを予定する。

 このサービスは小学生以下の児童がいる世帯を対象とし、JTB法人東京は社会見学や体験ができる「UR×JTB旅いくキッズ探検隊」、小学生の子供の遊び場として集会所を開放する「放課後キッズルーム」を提供。また、JTB法人東京が同一の団地の住民から募集する協力会員を通して提供するサービスとして、一時的に協力会員に子供を預かってもらう「子どもの一時預かりサポート」も予定。

 さらに、協力会員の助力を得て、会員から不要になった子供用品を提供してもらう「リサイクルDAY」、会員同士の交流や、子育てプログラムを実施できるサロンを開設する「コミュニティサロン」、季節にあわせたイベントを開催する「子どもの遊び場」なども計画している。

 対象団地は東京都と千葉県の合計2079戸。