ヒルトン、国内9ホテルでカーボン・オフセットを導入

  • 2012年9月11日

 ヒルトン・ワールドワイドは、日本国内のヒルトン・ワールドワイドの9つのホテルに、カーボン・オフセット・プログラムを導入する。婚礼以外のイベントやカンファレンスが対象で、開催時に排出される温室効果ガスの量など環境への影響を分析して数値化するほか、排出された温室効果ガスを相殺する。これにより、主催者が環境に配慮したイベント開催の方法を選択することを可能とし、追加費用なしで付加価値として「環境への還元」ができるようにした。

 プログラムの導入に伴い、ヒルトンでは国内クレジットソフト支援事業実施機関として経済産業省の委託を受けているイースクエアと提携。イースクエアはヒルトンの代理として国内の中小企業や団体のクレジットを購入し、対象ホテルで排出された温室効果ガスの相殺に充てる。そのためヒルトンは、対象ホテルでのイベント開催をすることで、主催者が温室効果ガス削減に務める中小企業や団体の支援をすることにつながるとアピールする。

 対象ホテルは、ヒルトンニセコビレッジ、ヒルトン東京ベイ、コンラッド東京、ヒルトン東京、ヒルトン小田原リゾート&スパ、ヒルトン名古屋、ヒルトン大阪、ヒルトン福岡シーホーク、ダブルツリーbyヒルトン那覇。