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12年の「行きたい」渡航先はイタリア、11年の「行った」1位は韓国

  • 2012年6月19日

 エイビーロード・リサーチセンターが実施した「エイビーロード海外旅行調査2012」によると、2011年に海外旅行をした人のうち、2012年に海外旅行に「行った」もしくは「行きたい」と回答した人は84.0%となった。震災後の調査で実施した79.2%よりも4.8ポイント上昇し、震災前の水準に回復した。このうち、すでに海外旅行に行った人は15.5%で、海外旅行を具体的に検討している人は37.0%と前年よりも4.3ポイント上昇。具体的に検討はしていないが行きたいと思う人は35.8%で、今年海外旅行に行く気はないのは16.0%となった。

 今後行きたい渡航先で1位となったのはイタリアで、3年連続。2位と3位は昨年と順位を入れ替え、2位がオーストラリア、3位がフランスとなった。未婚男性と未婚女性では1位がフランス、2位がイタリアだったが、既婚で子供なしの1位はイタリア、2位がフランスとなり、既婚子供ありでは1位がオーストラリアとなった。全体で3位以下の順位は、4位がスペイン、5位がイギリス、6位がドイツでヨーロッパが多く、7位にハワイ(オアフ島)、8位にアメリカ東部、9位にアメリカ西部、10位にハワイ(オアフ島以外)となった。アジア圏でトップは12位の韓国だった。

 同調査は3月21日から23日まで、2011年の海外旅行経験者(関東、関西、東海)を対象にインターネットで実施。調査対象数は8495人で、回収率は61.7%、調査集計数は5077人。


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2011年のトピック-羽田出発、円高