外務省、タイ人への一般短期滞在数次ビザ発給へ-6月1日から

  • 2012年5月22日

 外務省は6月1日から、タイ人に対し一般短期滞在数次ビザの運用を開始することを決定した。対象者は一定の要件を満たす一般旅券所持者で、滞在期間は最大90日間。有効期間は最大3年とした。

 数次ビザの導入は3月7日に実施された日タイ首脳会談で、内閣総理大臣の野田佳彦氏がタイ王国首相のインラック・シナワット氏に対し言及していた。数次ビザの導入により、タイから日本への観光客の増加や、ビジネス面での利便性の向上など、日タイ両国間の交流の更なる発展が期待されるという。