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JAL・ANA、ゴールデンウィーク予約は23%増、利用率も8割弱に

  • 2012年4月21日

 日本航空(JL)と全日空(NH)の2012年ゴールデンウィーク期間(2012年4月27日~5月6日)の予約状況で、国際線の予約数は前年比22.9%増の39万6301人となった。座席数は107.9%増の52万0165席で、予約率は9.3ポイント増の76.2%と回復した。

 JLは座席数を5.3%増の28万1921席としたところ、予約数が24.0%増の22万3910人と大きく伸び、利用率は12.0ポイント増の79.4%。JLによると全方面とも好調で、予約率では特にグアムが86.3%、ハワイが84.0%、米大陸が83.6%、台湾が82.6%と8割を超えている。

 また、予約率の伸び幅では、台湾が23.1ポイント増と大きく伸ばしたほか、座席数を9.8%減の5166席と絞ったオセアニアも21.9ポイント増となっている。このほか、米大陸、欧州、東南アジア、韓国も2ケタの増加を示した。



 一方、NHは座席数を11.1%増の23万8244席としたのに対して予約数は21.4%増の17万2391人で、利用率は6.1ポイント増の72.4%となり、JLとやや開きが出た。ハワイは1.9ポイント増の80.8%と8割を超えたが、欧州線は0.2ポイント減の69.2%となった。北米線は15.9ポイント増の74.6%と大きく伸びた。



※2社合計の予約数と座席数の前年比、すべての予約率の前年比の数値は推計値

※訂正案内(2012年5月7日17時20分 編集部)
訂正箇所:第1段落第2文、最上部の表
誤:2社合計の予約率78.1%、前年比11.2ポイント増
 ↓
正:2社合計の予約率76.2%、前年比9.3ポイント増