itt TOKYO2024

LGBT市場向けにニューヨークツアー、エイズウォークと芸術鑑賞

  • 2012年4月16日

 山梨県北杜市小淵沢町の中村キース・ヘリング美術館などを運営するキースジャパンは、ニューヨークでおこなわれる「エイズウォーク・ニューヨーク2012」とブルックリン美術館での展覧会を目的としたツアーを監修した。企画・実施はティ・アイ・コンソーシアで、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)市場の需要を見込む。

 ツアーは5月18日出発の6日間で、ニューヨークでは5月20日のエイズウォークに、キース・ヘリング財団チームの一員として参加。同チームは、大手銀行や企業などと同様「ゴールデン・ウォーカー」と呼ばれる特別チームで、参加者にはキース・ヘリングのオリジナルTシャツが配布されるという。また、アフターパーティーにも出席。アフターパーティーには、映画「SEX AND THE CITY」の衣裳を担当したパトリシア・フィールドのクリエイティブ・ディレクターであるSushi氏も参加するという。

 ツアーではこのほか、5月19日にブルックリン美術館を訪れ、キース・ヘリングの初期作品展を鑑賞するほか、チェルシー地区のアートツアーも実施。いずれもアート・プロデューサーでジャーナリストの梁瀬薫氏がガイドする。なお、キース・ヘリングは自身がゲイであったこともあり、LGBT層からの人気が高いという。旅行代金は、2名1室の場合燃油サーチャージなどを除き24万5000円。詳細は下記リンクの通り。


▽中村キース・ヘリング美術館ウェブサイト
http://www.nakamura-haring.com/news/2012/04/6.html