東近江・近江八幡「繖三観音」売り出す 観光タクシーも運行/滋賀

 滋賀県東近江市、近江八幡市の「繖(きぬがさ)三観音」を売り出そうと、びわこビジターズビューローが3月8-9日、プレスツアーを実施した。

 繖三観音は、教林坊と観音正寺(近江八幡市)、石馬寺(東近江市)の三カ寺を「湖東三山・湖南三山に続く、近江の新名所」として売り出そうと、昨年秋からアピールを始めた。

 三寺それぞれで祈祷・祈願したパワーストーン(教林坊=ローズクォーツ、観音正寺=タイガーアイ、石馬寺=ひすい)を集めて「幸せの石お守り」を製作。昨秋には紅葉ライトアップやコンサートなどを実施したほか、今春から観光タクシー「三観音めぐり」がスタートする。

 観光タクシーはJR安土駅、能登川駅発で、料金は中型タクシー3-3時間半で8860円を予定している。問い合わせは安土町観光協会 電話0748-46-7049。幸せの石お守りはひもが100円、幸せの石は各300円。

 米原市では昨年9月にオープンした体験型観光農園「ローザンベリー多和田」を訪ねた。1万3千平方メートルのガーデンをはじめ、収穫体験ができる野菜畑やブルーベリー畑、羊の放牧場、ショップなどからなる。このうち、料理研究家の関口絢子さんがプロデュースしたバイキングレストランは、自家製ビーフシチューや焼き玉ねぎのハーブ風味など農園で採れたての野菜を使った30-40種のこだわりメニューが並ぶ。料金は大人1650円、小人980円。観光バスなどの団体も受け入れている。

 そのほか、近江八幡市の安土城郭資料館で南蛮甲冑の試着体験したほか、彦根市では、歴女に人気の夢京橋あかり館の石田光成をテーマにした歴史展示コーナーなどを見学した。


情報提供:トラベルニュース社