フィリピン、1月の日本人1.6%増、中国が2.7倍に

  • 2012年3月22日

 フィリピン観光省(DOT)によると、2012年1月の日本人訪問者数は前年比1.6%増の3万2089人となった。2011年11月から3ヶ月連続のプラス成長だが、11月が15.4%増、12月が5.3%増と伸び率は鈍化してきている。

 これに対して、フィリピンにとって最大の市場である韓国からは10.8%増となる10万2166人が訪れた。1ヶ国からの訪問者数が10万人を超えるのはこれが初という。ただし、シェアは全体の伸び率を下回ったため1.5ポイント減の24.9%となった。

 このほか、2位は米国で0.8%減の6万3160人(シェア15.4%)となり、3位は173.8%増の4万2868人(シェア10.4%)と大きな伸びを示した中国が入った。これにより日本は4位(シェア7.8%)となった。