アメリカン航空、成田/JFK線運休へ-羽田線再開は変更なし

  • 2012年2月1日(水)

 アメリカン航空(AA)は6月2日から、成田/ニューヨーク(JFK)線を運休することを決めた。一方、2011年9月に運休していた羽田/JFK線は、予定通り6月3日に運航を再開する計画だ。これによりAAの成田路線は、デイリー運航のシカゴ線、ロサンゼルス線、ダブルデイリーのダラス/フォートワース線となる。成田線を予約済みの旅行者には代替便を用意するとしている。

 AA日本地区旅客営業本部長の稲場則夫氏は、「成田/JFK線は長い間運航して定着している路線だが、2路線を平行して維持することは難しい」と説明。AAは、日本路線以外でもシカゴ/デリー線の運休を決める一方でブラジル線への注力姿勢を鮮明にするなどしており、成田線の運休も全社規模での路線最適化の結果と見られる。

 なお、羽田線の使用機材は現時点ではボーイングB777型機を予定。AAでは、2013年までに新型のボーイングB777-300ER型機を10機導入予定で、まずはブラジルに投入する計画だが、将来的には羽田線に投入する可能性もあるという。


▽成田空洞化?-NAAは「攻めの姿勢」強調

 今回のAAの決定は、成田と羽田の2空港から同時に同一の空港に路線を設定し、維持することの難しさが表れたものだ。「成田空洞化」の可能性は2010年の羽田再国際化の当初から指摘されていたものの、これまでのところ影響は成田からの出国者数の減少程度に留まってきた。しかし、先ごろには英国との航空当局間協議で、2014年には羽田の昼間時間帯に長距離線が運航可能になることが明らかになっており、今回のAAのような判断を下す航空会社が続かないとは限らない。

 こうした懸念に対して、国土交通省航空局では「(AAの運休は)個々の事情があるのでコメントできない」とした上で、首都圏2空港それぞれの発着枠を拡大していく方針は変わりないと説明。運休や減便が相次げば成田国際空港(NAA)に痛手となるが、「空港側も(状況に応じて)判断をし、手を打っていくはず」とした。

 これに対してNAA広報室では、「今回の件は、(共同事業の枠組みの中で)日本航空(JL)がJFKに飛ばしている上、AAの経営再建もあり、“空洞化”ではない可能性もある」としつつ、「(羽田再国際化の影響を)懸念していないといえば嘘になる」とコメント。その上で、「NAAとしては、より攻めていかなければならないと考えている」とし、LCCや国内線を含めて路線網の維持と拡大に取り組んでいく方針を示した。

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