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関空、音声翻訳ソフト入りスマホ貸出、1日1300円で

  • 2012年1月17日

 関西国際空港は1月16日、日本語、英語、中国語の相互通訳が可能なソフトが入ったスマートフォン「スマート通訳ポン」の貸し出しを開始した。海外に出かける日本人に加え、訪日外国人の利用も見込む。

 同サービスは電気通信関連事業を手がける東京ベイ通信と千葉大学教授の黒岩眞吾氏との共同研究によるもので、国際電話をかけられるスマートフォンに通訳機能を付加したもの。スマートフォンに向かって日本語を話すと英語や中国語に通訳され、音声で流れる。英語や中国語を日本語に通訳することも可能だ。また、旅先での日常会話に支障がない数万語の日本語と外国語も内蔵。音声翻訳はインターネットに接続する必要はないため通信料金はかからず、電波が届かないところでも使用できるという。

 貸出料金は1日1300円で、旅客ターミナルビル1階の「グローバル・レンタフォンカウンター」で受け付ける。