名古屋市に“観光カフェ” 観光販売システムズが開設

名古屋市中村区に、旅と食をテーマにした観光情報発信拠点「桜通りカフェ」が12月20日にオープンした。旅行商品造成や観光開発のサポート、マネジメントを行う観光販売システムズ(本社・名古屋市)が開設。当面は三重県を主体にした観光情報を発信するが、今後は他府県にも参画を呼びかける。

桜通りカフェは、同社が入居する名古屋三交ビル1階。70坪、140畳の広さがある。観光地情報を入出力できる旅行案内や三重県内の物産を販売するコーナーを設けた。カフェではドリンクのほかパスタやカレー、ピザ、シフォンケーキなどを提供する。

旅行案内カウンターでは、三重県内各地の観光情報やパンフレットを配置した。観光PRを行う無料インターネットコーナーも用意し、自由に利用できるようにした。多言語サポートセンター「ことなび」も併設して米・中・韓国人観光客の通訳や翻訳などを行う。

また、店内には2台の大型モニターが設置され、観光地情報を絶えず放映している。入口付近には野菜や果物を中心に季節感ある県産品を陳列・販売する。

観光販売システムズでは「周辺はオフィス街だが、喫茶を楽しむショップが少ない。ここで働く人たちに三重県の観光情報にふれてもらい、誘客に貢献したい」と話している。


情報提供:トラベルニュース社