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英国政観、約33億円の追加予算、日本も対象市場に

  • 2011年11月13日

 英国政府観光庁によると、今後4年間で2700万ポンド(約33億2300万円)の追加予算が投入されることが決定した。日本を含む主要海外旅行市場でキャンペーンを展開するという。英国では、2012年にエリザベス女王の即位60周年を祝う「ダイアモンド・ジュビリー」の式典やオリンピックとパラリンピックが開催されるなど世界的に注目が高まると予想されることから、追加予算により、さらに関心を高めるねらいだ。

 追加予算は、英国政観が約100万ポンドを投じて展開中のグローバル・キャンペーンに投入。これにより、今後4年間で訪英旅行者を460万人、英国内での消費額を23億ポンド増加し、約6万人の雇用創出をはかる。

 英国政観チーフエグゼクティブのサンディ・ドゥ氏は、「この追加予算によって、英国政府観光庁の過去最大規模の観光キャンペーンを展開することができる」とコメント。キャンペーンは、「最もダイナミックで急激な成長を続ける都市、経済的に重要な都市」を対象とするという。

 キャンペーンでは、旅行先の候補として英国を想起してもらうため、「人々のインスピレーションを刺激するようなイメージ広告」を展開するほか、旅行関係企業との共同広告も実施。さらに、「今すぐ英国を訪れたいと思わせるお得なオファーも提供していく予定」だ。