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旅行情報収集時のスマートフォン利用は7割-ビッグローブ調査

  • 2011年10月27日

 ビッグローブが旅行比較サイト「旅比較ねっと」で実施した、旅子情報収集時の携帯端末での利用動向調査で、スマートフォン(スマホ)利用者の75%が旅行情報を収集していると回答した。携帯電話利用者は35%となっており、携帯端末によって倍以上の差が生じていることが分かった。

 旅行情報の収集内容としては「交通機関」が最も多く、スマホ利用者は48%、携帯電話利用者は20%。次いで「観光スポットや食事などの観光地」で、スマホ利用者は40%、携帯電話が17%。「宿・ホテルの口コミ収集」「旅行プランの価格情報」は、スマホ利用者は約30%だが、携帯電話利用者は約10%にとどまった。

 このほか、旅行中のスマホの使い方では「カメラアプリで写真撮影」と「交通情報アプリで移動情報の閲覧」がそれぞれ19%と最も多く、「パソコン用サイトで情報検索、閲覧」が18%で続いた。ダウンロードするアプリは「交通情報アプリ」が39%、「グルメ検索アプリ」30%、「旅行予約アプリ」28%、「観光情報アプリ」12%。「外国語アプリ(翻訳など)」10%、「為替計算アプリ」9%など、海外旅行での利用もうかがえる。

 スマホを利用して旅行中に変わったこととしては「ナビのアプリで目的地に迷わず、人に聞かなくても行けるようになった」「地図や路線などを積極的に検索するようになり、行動がスムーズになった」など、調べやすく利便性が高まったことへのコメントが多かった。