ミキ新社長、「日本のみではビジネス成立せず」、業界環境にあわせ変革へ

  • 2011年8月11日(木)
ミキ・ツーリスト代表取締役社長の檀原徹典氏

 ミキ・ツーリスト代表取締役社長に7月1日付で就任した檀原徹典氏は、このほど本誌のインタビューに応じ、現在の業界環境の認識や抱負などを語った。この中で檀原氏は、中国などの成長市場の台頭や、インターネットによる直販化の流れについて触れ、「仕入れでも販売戦略でも、日本だけではもはや成り立たないと強く認識していかなければならない」と危機感を示し、複数の市場から複数のデスティネーションへの旅行需要を取り込む「メッシュ型ビジネス」に注力していくと強調した。

 業界環境の変化について檀原氏は、「ホテルの仕入れが課題になっている」と説明。例えば、以前は閑散期の稼働率が30%というホテルもあったところが、イールドマネージメントの考え方が浸透し、現在は各ホテルとも客室をいかに効率良く使うかを重要視。直販化もあり、「旅行会社がホテルを選ぶ時代から、ホテルが付き合う相手を選ぶ時代になってきた」という。また、こうした流れの中で「部屋を好きなだけ取って好きなだけ返す」やり方が、日本市場の地位低下を招くとも警鐘を鳴らす。

 これに対してミキ・ツーリストでは、ホテル仕入れの量とバリエーションを確保するため、アジアからヨーロッパへの需要取り込みに注力。前代表取締役社長の影嶋雅昭氏が香港に駐在し、ASEAN諸国や北東アジアなどでの営業強化をはかっているところだ。これにより、日本市場へのホテル供給の維持、強化も進める考えで、檀原氏は「全体の中で日本市場をどう位置づけていくか」が重要であると指摘した。

 なお、現在の旅行業界において「コンサルティングのスペシャリストとして、そのノウハウを売っていかなければ生き残れない」との考えから、専門性や提案力、企画力の向上や人材育成にも取り組む方針。例えば、今年開始したインターンシップ制度では、研修の後にワーキングホリデーを希望する学生に現地で働ける場所を提供し、現地や仕事内容、会社自体を知ってもらい「勧められるもの」を得てもらうという。


※インタビューの詳細は後日掲載予定

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