オーストラリア、「ラグジュアリー・ロッジ」提案へ-「体験」訴求

  • 2011年6月2日(木)
TA日本局長の堀和典氏

 オーストラリア政府観光局(TA)とカンタス航空(QF)は、日本市場で「ラグジュアリー・ロッジ・オブ・オーストラリア(LLoA)」のプロモーションを開始した。これまでの「自然世界遺産」「ビーチ」「オージー」「コアラやカンガルー」といった一般的なイメージとは異なる、オーストラリアの新しい魅力を訴求する。

 LLoAは、オーストラリア国内の17ヶ所のロッジが加盟する非営利団体で、いずれの施設もオーストラリアならではの大自然の中に立地。6月1日に開催した説明会で、TA日本局長の堀和典氏は、LLoAの各ロッジについて「部屋、食事、ワインなど、本当に最高級の施設」と説明。「海外旅行者の9割がリピーターで、かつFITが増加する中、かつてあこがれであった5ツ星ホテルが一般化している」中で、「特別感のある施設」のニーズが増加していると指摘し、特に旅慣れた層にアピールしていく方針を示した。

LLoAエグゼクティブオフィサーのペニー・ラファーティ氏

 また、LLoAエグゼクティブオフィサーのペニー・ラファーティ氏は、LLoAの各施設の特徴はそのロケーションであると強調。その土地の歴史や文化を反映した独自のサービスと体験が魅力と説明した。価格帯は、「1泊1室朝食付きで400豪ドルから、1泊1人900豪ドル」だ。ただし、宿泊代金が高価格帯の施設では、移動手段や滞在中の食事、アクティビティなどを含む「オールインクルーシブ制」が多いという。

 加盟施設の中で、グレートバリアリーフの「クオリア」やウルルの「ロンギチュード131°」、ブルー・マウンテンズの「ウォルガン・バレー・リゾート&スパ」、西オーストラリアのクルーズ「トゥルー・ノース」などはすでに日本人の利用も多いといい、今後はこれらの施設を含めて全体的な日本人旅行者の増加に期待する。

 TAとQFでは、消費者と旅行業界のそれぞれに向けてプロモーションを展開。消費者向けにはQFがウェブサイトで「オーストラリア・ラグジュアリー・ガイド」を開設。LLoAの各施設を「Blue/碧」「Green/緑」「Red/緋」の3色で選り分けて、景観やグルメ、アクティビティ、スパなどの情報を紹介する。今後は、旅行会社のパッケージツアーなども掲載したい考えだ。

 また、旅行業界では、LLoA商品を扱う旅行会社6社に対してLLoAを紹介するアプリを組み込んだiPadを貸与。事前に設定した目標を達成した旅行会社にはiPadを贈呈するという。


▽LLoA加盟施設一覧
01. ベダラ・アイランド/クイーンズランド
02. サファイア/タスマニア
03. カペラ・ロッジ/ニューサウスウェールズ
04. サザン・オーシャン・ロッジ/南オーストラリア
05. リザード・アイランド/クイーンズランド
06. クオリア/クイーンズランド
07. ケープ・ロッジ/
08. ザ・ルイーズ/南オーストラリア
09. レイク・ハウス/ビクトリア
10. スパイサーズ・ピーク・ロッジ/クイーンズランド
11. ウォルガン・バレー・リゾート&スパ/ニューサウスウェールズ
12. スパイサーズ・クローバリー・エステート/クイーンズランド
13. アルカバ・ステーション/南オーストラリア
14. トゥルー・ノース/西オーストラリア
15. バムル・プレーンズ/ノーザンテリトリー
16. ロンギチュード131/ノーザンテリトリー
17. サル・サリス/西オーストラリア

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