大韓航空、成田/仁川線にA380を導入-6月17日から

  • 2011年5月31日

 大韓航空(KE)は6月17日から、成田/仁川線にエアバスA380型機を導入する。座席数はファーストクラス12席、ビジネスクラスの「プレステージクラス」94席、エコノミークラス301席の計407席。KEによるとA380型機材を運航する航空会社の中でもっとも少ない座席数だという。

 座席の配置は1階にファーストクラスとエコノミークラスを配し、2階は全席プレステージクラスとした。また、KEによると世界で初めて免税店展示スペース「デューティーフリーショーケース」を機内に設け、化粧品、香水、アルコール類、アクセサリーなど幅広い種類の商品を展示。専任の客室乗務員が買い物をサポートする。さらに、ファーストクラス、プレステージクラスの乗客に対し、バーやラウンジでのカクテルサービスを提供する。

 KEは5月24日、エアバスA380型機の第1号機をフランスのトゥールーズで受領した。2011年末までに5機を、2014年までにさらに5機を受領する見込み。まずは成田/仁川線をはじめとするアジア路線に導入し、その後北米や欧州へと拡大していく予定だ。