韓国のLCCであるイースター航空（ZE）は、7月1日から成田／仁川線の定期便の運航を開始する。現在、政府認可申請中だ。ZE日本地区総代理店のOMPC代表取締役の小西一光氏によると、当初は3月に就航予定だったが、東日本大震災の影響で就航を見合わせていた。韓国の外交通商部も3月13日、東京都と千葉県を旅行警報の1段階である「旅行留意」地域に指定していたが、5月17日に解除しており、それを受けてZE本社で7月からの就航を決定したという。

　使用機材はボーイングB737-700型機で、エコノミークラス145席。座席間隔に余裕を持たせるため、席数を少なめに設定した。

　韓国では5月24日より販売をはじめており、日本でも6月から旅行会社経由で販売を開始する予定だ。インターネットを利用した消費者への直販については、現在ウェブサイトのシステム構築など準備を進めているという。運賃体系は片道運賃をベースとし、往復利用の場合は片道料金を合算する方式になる予定。詳細なスケジュールは下記を参照のこと。

▽ZE　成田／仁川線運航スケジュール（7月1日～）
ZE601便　NRT　11時55分発／ICN　15時10分着（デイリー）
ZE602便　ICN　08時25分発／ICN　11時05分着（デイリー）