3月に新聞広告出稿量、阪急交通社が3ヶ月連続で1位−出稿量は大幅減

  • 2011年4月21日
 広告統計データを取り扱うエム・アール・エス広告調査(MRS)によると、2011年3月の新聞広告出稿量で、上位50社のうち旅行業界関係会社は3社がランクインした。このうち、阪急交通社は3ヶ月連続1位となったが、前年比55.8%減の4871.1段とほぼ半減し、前月と比べても4998.3段減少した。3月11日に東日本大震災が発生しており、その直後は日本の産業界で広告出稿を控える傾向があった。

阪急交通社以外でも、前月3位だったジェイティービー(JTB)は64.4%減の1531.4段となり、順位を16位に下げた。また、前月9位だったクラブツーリズムも56.8%減の945.0段で34位となった。

 なお、調査は中央紙、地方紙、経済紙、タブロイド紙など119紙を対象に実施した。


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