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第3種のスリーウィンズ、破産手続きを開始−負債総額は1.6億円

  • 2010年12月20日
 東京商工リサーチ(TSR)によると、マーシャル諸島マジュロでのランド手配などを手がける第3種のスリーウィンズが11月25日、横浜地方裁判所から破産手続き開始決定を受けた。2004年6月に設立し、マーシャル諸島やフィリピン方面を取り扱って経営基盤を形成。2008年5月には資本金を4100万円まで増資し財務面の強化をはかっていた。さらに、2010年初めにはミクロネシア連邦ポンペイ島に現地法人を立ち上げるなど事業を拡大していたが、競争激化により採算面で苦戦。その上、景気低迷による需要の伸び悩みが影響し資金繰りが厳しくなり、2010年8月に事業を停止していた。負債総額は1億6349万円。なお、破産管財人は横浜綜合法律事務所の本田知之弁護士。


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