馬淵新国交相、「観光立国」路線堅持−日本の「強み」有効活用を重視

  • 2010年9月21日(火)
 9月17日に発足した菅改造内閣で、国土交通大臣に民主党衆議院議員で前国土交通副大臣の馬淵澄夫氏が就任した。同日深夜の会見で馬淵氏は、前大臣の基本路線を踏襲するとし、「改革の継続を前面に打ち出して、更なるスピードアップ」をはかりたいと挨拶した。観光については、菅総理から「観光地域振興策の支援、訪日外国人観光客の増加、国を挙げての観光立国の実現を総合的に推進し、新成長戦略の実現に積極的に貢献する」ことを指示されたと説明。「副大臣として取り組んできた担務(だけでなく)、所管していなかった分野についても、大臣として、全般を所轄するものとして責任を持って推進していきたい」考えを示した。

 基本路線については、「1年間、一緒に政策の実現に取り組んできたので、まったく逆方向に向くようなことはない」と強調。ただし、「様々な修正部分というものも政策を進めていく上では出てくると思う」とし、特に政権交代後の3ヶ月から半年は「次から次に出てくる課題の解決に取り組んで政策を打ってきた」ことから、「今度はこういった政策を総合的、体系的にまとめていく作業が必要だと思っている」と語った。

 また、観光面での日本の強みと弱みについての質問に対しては、「日本が持つ観光のポテンシャルは非常に高い」ことが強みとしつつ、「その強みを充分にいかせないために、“これだけあるんだから”とあぐらをかき、充分に強みを発揮できていないのではないか」と問題意識を説明。9月22日から予定されるAPEC観光大臣会合でも、こうした視点から課題を整理して臨みたいと語った。

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