itt TOKYO2024
itt TOKYO2024

羽田/米国線が仮決定、ハワイアン航空就航へ−DL2便、AA1便、UA・COはなし

  • 2010年5月10日
 米国運輸省(DOT)は現地時間5月7日、羽田/米国線で米国側が持つ1日4便の発着枠の配分を発表した。内訳は、デルタ航空(DL)がロサンゼルスとデトロイト、アメリカン航空(AA)がニューヨーク、ハワイアン航空(HA)がホノルル線。サンフランシスコ線の開設を要望したユナイテッド航空(UA)とニューアークとグアムを申請したコンチネンタル航空(CO)は選外となった。

 このうち、HAは日本に初就航で、DOTでは「(就航により)日米間市場に新たな競争を生む」と決定の理由を説明。また、DLのロサンゼルス線は「西海岸、米国本土から東京への最大の市場に貢献する」、デトロイト線は「米国中部と東部の幅広いエリアから羽田へのアクセスを可能にする」とした。AAのニューヨーク線は「米国本土/東京間の第2の市場に貢献するとともに、アライアンス間の競争を促進する」ことを重視したという。

 DOTによると、10日間は異議を申し立てることが可能だが、日本時間5月9日午前11時現在UAとCOからの公式発表はない。DOTでは、異議申し立てを締め切った7日後までに回答を用意し、最終決定する予定だ。



▽関連記事
米系5社が羽田/米国線を申請、1日4便の枠に1日11便−ハワイアン航空も(2010/02/18)