ANAグ、成田・羽田活用で国際線網を拡充−10年度輸送計画で座席キロ11%増

  • 2010年1月28日(木)
 ANAグループは2010年、首都圏空港の再拡張を最大のビジネスチャンスとし、成田と羽田発着の路線網を拡充する。1月27日、2010年度航空輸送事業計画を明らかにした。今回の計画では国際線を成長の柱と位置づけており、成田は長距離路線を含めた乗り継ぎ需要、羽田は日本発旅客の需要を想定し、それぞれの特性をいかした国際線ネットワークの拡充をはかる。関空発着の3路線は減便、運休するものの、国際線旅客便全体では運航回数を14.8%増、有効座席キロ(ASK)は11.2%増とする。

 成田発着路線は、7月1日に成田/ミュンヘン線をデイリーで新規開設する。また、発着枠が増加する3月28日には、現在週3便の成田/瀋陽線と週4便の成田/杭州線をそれぞれデイリーに増便。ANA広報室によるとこの2路線は需要の伸びが顕著で、「成田/杭州線など日本航空(JL)が運休した路線で消費者から増便の要望があった」と説明。このほか、成田/ホーチミン線も週5便からデイリーに増便する。アイベックスエアラインズとのコードシェアも拡大し、成田空港へのフィーダー路線の充実をはかる。

 羽田発着路線では、10月31日に羽田/台北(松山)線をダブルデイリーで運航開始。また、現在定期チャーター便として運航中の羽田/金浦線をトリプルデイリーの定期便に、羽田/北京線、羽田/虹橋線をダブルデイリーに変更。羽田/香港線も羽田発午前便に変更してデイリー運航する。

 さらに、羽田空港については、アメリカの西海岸線と東南アジア線の開設も検討中。長距離路線となるアメリカ東海岸線と欧州線の開設は、国際線仕様のボーイングB787型機受領後の2011年度になる見通しだ。

 一方、関空発着の3路線は運休または減便する。3月28日をもって関空/金浦線と関空/厦門線を運休するほか、関空/青島線は週7便から週4便に減便する。広報室では、「関西圏の需要が伸び悩んでいる認識もあるが、機材を成田増便で使用するため」とし、機材繰りが理由と説明。このほか、ボーイングB747-400型機の国際線仕様機を年度内に全機退役させて生産性を向上していく方針だ。

 このほか、基幹事業と位置づける国内線では、羽田発着路線の強化や北海道内路線の再編などをかかげる。例えば、8月1日から10月31日までの期間に羽田/那覇線を増便するほか、羽田/徳島線の開設も検討する。


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