ANTOR、新会長にニュージーランド政観日本局長ジェイソン・ヒル氏が就任

  • 2009年12月11日
 在日外国観光局協議会(ANTOR−Japan)は12月9日に年次総会を開催、新たな役員を決定した。会長にはニュージーランド政府観光局日本局長のジェイソン・ヒル氏が就任、これまで2期4年間会長を務めた香港政府観光局(HKTB)日本韓国地区局長の加納國雄氏は今後、アドバイザーとしてサポートしていく。加納氏は、「比較的若い役員体制となった。これまで築いてきたANTORがさらに飛躍できれば」と新体制に期待を示した。

 ANTORではこれまで、レッツゴー海外やパスポートキャンペーン、日本旅行業協会(JATA)VWC2000万人推進室と連携したトレインジャックなどを展開しており、キャンペーン自体の認知度も高まってきているという。加納氏は、こうした取り組みにより、「ANTORの存在価値を高めることができた」と評価する。

 新しい体制でスタートする2010年については、「円高が続いていることはアウトバウンドにとってはプラス」との見解を示し、今後もJATAや観光庁との連携を強化しアウトバウンドの活性化につなげていく。役員の詳細は下記の通り。


▽ANTOR−Japan役員体制
会長:ジェイソン・ヒル氏/ニュージーランド政府観光局日本局長
副会長:バレンチノ・カバンサグ氏/フィリピン観光省東日本代表
ディレクター:ダミアン・ドーム氏/ベルギー観光局ワロン・ブリュッセル日本支局局長
ディレクター:エドワード・トゥリプコヴィッチ・片山氏/クロアチア政府観光日本代表