日本旅行、カリスマ添乗員が新組織、顧客最優先で格安商品を打破

  • 2009年11月17日(火)
 日本旅行はこのほど、カリスマ添乗員として知られる平田進也氏を中心に「おもしろ旅企画ヒラタ屋」を組織化した。平田氏は添乗員としての豊富な経験や話術などで特に西日本を中心に人気を博し、2万人規模のファンクラブも存在。「平田進也と行くツアー」は発売直後に売り切れるほどといい、2009年は11月9日現在で55本のツアーを実施、取扱額は8億円にのぼる。ヒラタ屋では、平田氏の経験やノウハウを組織として活用し、新しい事業分野の創出もめざす。平田氏は「旅行会社は本来、“幸せ配達人”であるべき。お客様の幸せを忘れた格安商品には未来がない」と熱く語る。ヒラタ屋では、顧客の満足を最優先とする自身の哲学を組織にも浸透させ、「旅行業本来の姿」を追求する考えだ。

 事業は、「ヒラタ屋ツアー」「オリジナルツアー商品開発」「地域おこし/社会貢献事業」「イベントや講演会の開催」の4つを展開。特にヒラタ屋ツアーを柱とし、従来どおり国内外の「爆笑旅行」を企画して、テレビやラジオなどのメディアを利用した集客をねらう。また、新展開となるオリジナルツアーと商品開発では、協賛企業を募りその企業独自のツアーを企画するほか、旅行をキーワードに商品開発や販促も担う。地域おこしと社会貢献事業では、地域活性化のために地方自治体と連携して旅行商品を造成するほか、エコツアー、高齢者施設を慰問してのトークショーなどを計画。イベントや講演会は、例えば旅行業をめざす全国の学生を対象としたセミナーなどを計画中だ。

 なお、ヒラタ屋は西日本営業本部に属し、平田氏は代表に就任。同じく著名な寺田一義氏が担当部長に就き、マネージャの小畑博正氏、社内公募する「新人X」の4名に広報や手配、企画などを担う5名を加えた9名体制で船出する。2010年度の取扱目標は10億円だ。

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