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レンタカー5社、2回目の合同セミナー開催 ドライブ旅行の魅力の認知向上へ

  • 2009年6月30日
 アラモレンタカー、エイビスレンタカー、バジェットレンタカー、ダラーレンタカー、ハーツレンタカー5社は共同で、旅行会社を対象に「海外レンタカーセミナー」とワークショップを開催した。今回は2回目の開催で、旅行会社の企画・販売スタッフをはじめおよそ90名が参加した。

 セミナーを取りまとめているハーツレンタカーのセールス&マーケティング部副部長の広脇敬氏は、移動の時間も楽しめ、自由にドライブができるレンタカーの旅の魅力をアピールした上で、「旅行会社の認知がまだ不足している」と言及。「啓蒙活動として、レンタカーでの旅が当たり前という認知になるまで続けていきたい」と、セミナーを継続する目的を語った。今後は特に販売店のスタッフに向けてアプローチを続けていく考えだ。また、今回参加した5つのデスティネーション以外からもセミナー参加への要望があることから、今後は参加者のアンケートを参考にしながら、規模を拡大していく意向だ。

 セミナーでは、レンタルのプロセスや保険、オプション、予約プランといった商品知識に加え、販売のメリットを紹介。予約のうち54%が直接レンタカー会社への予約であり、旅行先での現地予約が16%であるとして、旅行会社がレンタカーの需要を取り込める可能性を示した。さらに、レンタカーは10%から20%のコミッション率でメリットがあるとし、旅行会社の商品造成や販売促進を呼びかけた。