ヴァージン、日本/豪州路線は東京か茨城を検討−NHなどと協力の意向

  • 2009年6月16日(火)
(メルボルン発:本誌 高橋絵美) ヴァージン・グループの航空会社ヴァージン・ブルー(DJ)シニア・バイス・プレジデントのマティアス・フリス氏は、現在検討中の日本/オーストラリア路線について、日本側の就航地は東京の2空港か茨城空港を検討していることを明らかにした。具体的には羽田か成田発着のシドニー線、茨城発着のケアンズ線など「複数の選択肢がある」という。また、日本路線は北アジア地域への就航を希望する中での候補の1つといい、実際に就航する場合には、「地元の航空会社と(流通などの面で)協力関係を構築する必要がある」と語った。

 ヴァージン・グループの日本/オーストラリア路線への就航をめぐっては、ヴァージン・グループ会長のリチャード・ブランソン氏が6月2日に記者会見で「18ヶ月以内に開始したい」と意欲を表明。フリス氏によると、これはヴァージン・グループとして北アジア地域とオーストラリアを結ぶ構想に沿ったもの。就航を予定する航空会社は、DJ傘下で長距離路線を運航するVオーストラリア(VA)。VAがエコノミークラスとプレミアムエコノミークラス、ビジネスクラスの3クラス構成で、機内食などのサービスを提供するフルサービスキャリアであることから、ビジネス需要も取り込みたい考えで、日本市場に期待を寄せる。また、「日本/オーストラリア間はワンワールドの加盟航空会社のみが運航しており、競争できる環境」であることも指摘した。

 日本に就航する際には、DJとして流通網を持たないことから、他の航空会社との協力関係が重要と説明。具体的には、「(成田/ロンドン線のコードシェアなどすでに提携している)全日空(NH)と予備的な話し合いを持っている」という。また、ノースウエスト航空(NW)を子会社化したデルタ航空(DL)も「成田空港でのプレゼンスが高い」ことから、以遠路線の可能性を協議する。茨城/ケアンズ線については、純粋にレジャー需要を見込むことになるが、「複数のホールセラーから週3便での就航を打診されている」という。


▽「ヴァージン・ブルー・エアパス」、自由度と価格で販売増へ

 DJは2008年11月から、オーストラリア国内の23地点やニュージーランドの3地点への路線を自由に組み合わせられる運賃体系「ヴァージン・ブルー・エアパス」を提供している。これは、どの航空会社でオーストラリアを訪れても利用可能で、3フライトから8フライトを組み合わせられるもの。1フライトが69豪ドルからと価格面でも競争力を高めている。

 現在、日本市場での販売は少ないものの、路線選択の自由度や割安な価格から「FIT化が進む市場に適している」との分析だ。これまでも日本市場でオンラインマーケティングを実施してきたほか、旅行会社にもコミッションを支払っており、今後の販売増加に期待を寄せる。

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