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JTBW、「本物の海外旅行」追及、14年に200万人目標−次期、次々期中計で

  • 2009年1月16日
 JTBワールドバケーションズ(JTBW)は2009年度を次期中期計画のスタート年と位置づけ、次期の3ヶ年のみならず、次々期3ヶ年を見通した6ヶ年での計画を策定する。現3ヶ年計画の最終年度である2008年度では、方面部体制の見直しや商品開発部、商品計画部のほか、5月には仕入れ・商品改革プロジェクトの設置など、組織体制の改編を実施。代表取締役社長の北島文幸氏は2009年上期商品発表の席で、「市場が悪かったため、むしろ予想以上に構造改革が進んだ。強い商品作りが可能になった」と磐石の態勢であることをアピールし、「2009年から一気に攻めに転じる」と自信を示す。

 2009年度から2011年度の次期3ヶ年計画では「革新」、2012年度から2014年度の次々期では「成長」をキーワードに掲げる。2010年には「商品革新」を完成させ、「本物の海外旅行」をつくる計画だ。次期、次々期あわせた6ヶ年の目標として、取扱額は2008年度見込みの2300億円から3000億円に、取扱人数は128.9万人から200万人に、海外旅行出国者数のシェアは8.2%から10%への拡大をめざす。


ルックJTB、09年度は商品革新を始動−品質、価格、企画の強化で目標133万人(01.16)