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大韓航空、仁川/静岡線の就航を正式に表明−イン・アウト双方の需要に期待

  • 2008年12月22日
 大韓航空(KE)は12月22日、日本地域本部長の李來珪(リ・ネギュ)氏が静岡県庁を訪問、2009年に開港を予定している富士山静岡空港への就航を正式に表明した。開港と同時に、仁川/静岡線を開設し、プレステージ・クラス8席、エコノミー・クラス141席の合計149席のボーイングB737-800型機を利用し、1日1便で運航する。日本航空(JL)とのコードシェアについても予定しているという。

 KEでは日本発の需要として、静岡空港周辺の人口380万人、出国者44万人規模から、韓国への需要に留まらず、KEの35ヶ国103都市に就航する路線網を売りに、ソウル以遠の旅行を実現したい考え。一方で、インバウンドでも富士山をはじめとする観光資源、年間を通じて温暖な気候から、ゴルフ需要も見込めるとして期待を表している。また、KEは1973年から28年間、静岡営業所を設けており、静岡県の旅行会社との関係が構築されていることも、就航の背景にあるという。

 なお、KEは12月1日に金浦/関空線、17日に関空/グアム線を就航しており、日本路線でのネットワークの拡充に力を入れている。


▽KE仁川/静岡線スケジュール(富士山静岡空港開港にあわせて就航)
 仁川 09時20分発/静岡 11時20分着
 静岡 12時20分発/仁川 14時35分着