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国交省、今年の「手づくり郷土賞」募集を開始

 国土交通省は今年も、地域の魅力創出への取り組みを表彰する「手づくり郷土(ふるさと)賞」を実施する。7月30日から募集を始めており、全国から応募を受け付けている。

 同賞は1986年から始まり、今回で23回目。従来は、景観整備など社会資本を地域整備部門、コミュニティの育成など地域づくりへの活動を地域活動部門に分けて表彰していたが、今回から「一般部門」に統合し、ハード、ソフト両面を一体的に評価する。これまで受賞したもののうち発展があったものに贈る「大賞部門」も行う。

 昨年は、全部門あわせて52件の応募があり、地域整備部門7件、地域活動部門9件、大賞部門11件を選定した。受賞した事例は、パンフレットやホームページで紹介。好事例として取り上げ、各地の地域活動に生かしてもらう考えだ。

 応募対象は、社会資本を管理する地方公共団体または地域づくりに取り組む活動団体で、活動期間が3年以上などの条件を満たすもの。9月下旬までに、所定の応募用紙に参加資料やPR映像を添えて応募する。選考結果は、学識者などで構成する選定委員会の選定を経て、来年1月に発表する。


情報提供:トラベルニュース社