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スターフライヤーの韓国チャーター、読売旅行が計画−9月の運航に向け準備

  • 2008年6月18日
 スターフライヤー(7G)は9月、北九州/仁川間のチャーター便の運航に向けて準備を進めている。読売旅行が用機者として、9月13日早朝(12日深夜)に出発し、9月15日の朝に帰国するスケジュールでチャーターを計画している。国土交通省航空局航空事業課では、「まだ申請はないものの、運航や整備に関する規定類の作成など、国際線運航に必要な準備をしているとは聞いている」とコメント。申請手続きに問題がなければ、通常通り認可されることとなる。

 読売旅行によると、読者サービス企画「読売ロマンの旅」で、今年は韓国を取り上げており、7Gチャーターもその取り組みの一環だ。読売旅行北九州支店では、韓国旅行の需要について「昨年までは思うように動かなかったが、新ドラマの開始もあってか、今年の2月、3月頃から済州島は伸びてきている」と説明。7Gのチャーター計画は、7Gのブランドイメージや、海外初就航の話題性もきっかけになっているようだ。

 なお、ロマンの旅は、10年前に北海道に焦点を当てて開始したもので、価格や内容で読者に感謝を示す。これまでに九州や北陸などで実施してきており、年間10万人から20万人程度を送客してきたという。海外は今年が初めてで、韓国とスペインを選択した。まだ詳細は未定だが、来年以降も海外を取り上げていきたい考えだ。


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