ハワイ、レイ・デイ・セレブレーション開催、ギネスブック登録に挑戦

  • 2008年5月2日
 オアフ島のクイーン・カピオラニ公園で5月1日、今年で81回目となる恒例のレイ・デイ・セレブレーションが開催された。今年のメインイベントは、ギネスブックに登録する「世界で一番長い生花のレイ」を作り、空からヘリコプターで撮影するという大掛かりなもの。このイベントには地元の小学生から観光客まで、多数の人々がボランティアとして参加し、レイをよりどころに交流を深めた。

 式典に参加したホノルル市長のハネマン氏は、今年のレイ・クイーンに選ばれたポーレット・カハレプナさんとステージに立ち、「この場所で、世界で1番長いレイが作られ、それが皆さんの手から手に渡り、アロハの心で一つに繋がった。ハワイのこの歴史的瞬間をギネスブックに登録すると聞いて、本当にうれしい」と語った。

 イベントはホノルル市のオフィシャル楽団であるロイヤル・ハワイアン・バンドの演奏でスタート。フラ・ダンスのパフォーマンスやハワイアン音楽の大御所であるマカハ・サンズらのライブ・コンサートなどで大いに賑わった。会場にはレイはもちろん、ハワイの特産品や食べ物を販売する多数の屋台が並び、多くの日本人観光客も楽しんでいた。どこからか音楽が聞こえ、人々の笑い声が絶えない、ハワイの人々の温かさで満ち溢れたイベントであった。


▽関連記事
フォトニュース:ハワイ、色と香りに包まれたレイ・デイ・セレブレーション(2008/5/2)