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KNT、コクヨグループのカウネットと業務協力、新規BTMの取扱10億円を目指す

  • 2007年8月21日
 近畿日本ツーリスト(KNT)は、コクヨグループでオフィス用品の通信販売等を事業とするカウネットと提携し、法人向けの業務出張分野での販売拡大を目指す。両社のターゲットが、「コスト削減」という同じニーズを持つことから、相互が持つサービスを紹介することで、相乗効果が得られると判断した。

 具体的には、KNTの東京ビジネストラベルマネジメントセンター(東京BTMC)が、カウネットの大中規模事業所向けの電子購買システム「ウィズカウネット」の代理店となり、東京BTMCの既存顧客や新規顧客に対し、カウネット商品の販売促進を行なう。また、カウネットはウィズカウネット会員企業に東京BTMCの営業案内を行なう。8月20日にはカウネットの小規模事業所向け通信販売のホームページに、KNTの業務出張用の商品を紹介するバナー掲載を開始。今後もリンク連携などは積極的に展開する意向だ。今回の業務協力により、2008年度の新規BTM契約で10億円の取扱いを目指す。

 なお、法人向け業務出張事業に関しては、既にジェイティービーがアスクルとの提携で先行している。両社は昨年10月に業務提携を発表。JTBの総合出張管理システム「J'sNAVI」で、アスクルのオフィス用品の販売をするもので、当初予定より遅れたものの、07年6月に稼動を開始している。


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