近畿日本ツーリストは1月24日、新しい宿泊予約総合サイト｢ステイプラス｣を開設する。ステイプラスは高級旅館やホテル、ビジネスホテル、民宿、ウイークリーマンションなど、幅広い宿泊施設をパソコンや携帯電話のウェブサイトで提供する。既に約8000軒の宿泊施設と契約を済ませており、3月末には1万軒まで拡大し、初年度の売上は40億円を目指す。

　ステイプラスの最大の特徴は、KNTが既に契約を交わしている宿泊施設から年間で預かる客室と、宿泊施設が新規に投入するステイプラス専用客室を合わせて販売すること。これにより、オンシーズンにも客室が提供できるため、予約が取りやすくなる。また、システム上でKNTの宿泊商品も同時に検索できる機能があり、ステイプラス専用プランに加えてKNTの宿泊商品も購入できる。今後は、人気の宿泊商品施設へのキャンセル待ち機能や、予約の時期によって価格を変えることができるタイムセール機能など、宿泊施設の稼動率の向上に向けた機能を装備していく。また、宿泊予約に加え、レンタカーなどの交通予約機能も追加する予定だ。なお、サイト開設を記念して、総額1000万円のプレゼントキャンペーンを展開する。