年頭所感 ジャルパック梶社長、ホールセラー兼オペレーターに確信

  • 2007年1月5日
 ジャルパック代表取締役社長の梶明彦氏は「ホールセラー兼オペレーター」での再出発に「確信している」と語った。特にツアーコンダクターが顧客から90%以上が満足という評価を得ている例を紹介しながら、今年も業界をリードする「新しい試みを次々と打ち出して行こう」と呼びかけた。

 ジャルパックは昨年、4月に支店の再構成を行ったほか、梶社長自らが企画商品販売店の約1000店舗、手配商品の販売約100社を訪問し、現場主義を徹底。これは梶氏が日頃から言及しているパッケージ市場の縮小、FIT化、低価格商品の市場席捲、SIT化、マーケット動向にあわせた旬の商品の伸び、流通の変化と6つ変化に対応する策。こうした対応をはじめ、支店再構築など新たな策の「成果が現れつつある」とし、今年も「いい汗と知恵を絞ってやって行きましょう」と引き続き、努力を呼びかけた。