JR九州、特急列車乗り放題のレールパスが韓国、中国の乗客中心に好調

  • 2006年12月8日
 JR九州が販売展開しているJR九州の特急列車乗り放題「JR-KYUSHU RAIL PASS」が好調に推移している。JR九州レールパスは鉄道のみのタイプ、および乗船券がセットになったタイプと2種類ある。合計では前年比30.1%増の6130枚、鉄道のみでは78.8%増の3364枚、乗船券セットは2.3%減の2766枚となった。国別の利用状況は、韓国が19.2%増の4597枚、中国が105.0%増の822枚、香港が51.1%増の198枚、台湾が68.4%増の96枚、シンガポールが234.5%増の97枚、アメリカが43.9%増の82枚、その他が31.5%増の238枚となっている。

 また、JR九州高速船と観光の未来高速が共同運航する「ビートル」、「コビー」の利用者は韓国が16.6%増の16万7066人と好調。一方、日本は15.5%減の15万305人、その他が15.8%増の8909人となり、合計0.8%減の32万6280人となった。