サウジアラビア航空が就航、駐日大使は週4便までの増便希望を表明

  • 2006年9月7日(木)
(特派:宮田麻未) サウジアラビア王国のリアド、ジェッダと関西国際空港を結ぶサウジアラビア航空(SV)が9月6日、日本路線に就航した。初便は関空上空の気象状況に影響され、およそ一時間のディレイとなったが、エコノミークラスはほぼ満席で到着。就航記念セレモニーに、SV日本地区総支配人アリ・アルモワルド氏をはじめ、国土交通省関西空港長の高岡信氏などの来賓を迎え、テープカットや花束贈呈などが行われた。

 記念式典で挨拶に立った駐日サウジアラビア特別全権大使のファイサル・トラッド氏は、「私が2年前に日本大使として赴任して以来、日本とサウジアラビアの間にサウジアラビア航空を就航させることは夢だった。まさにその夢が、今、かなえられた。将来は週4便まで増やすことを希望している」と語り、今後の路線拡大への強い希望を示した。
 また、トラッド大使は、日本とサウジアラビアの国交が昨年で50周年を迎え、サウジアラビアから日本への輸出高は2004年から05年の間に30%以上の増加を示したこと、石油を中心に220億ドル相当にのぼることなどを挙げ、両国の関係の重要性を強調。「今回の就航が両国の関係をさらに深めるきっかけとなるように願っている」と結んだ。

 これを受けて挨拶に立った関西国際空港・代表取締役会長の宮本一氏は、「この路線の就航により、観光ビザでサウジアラビアへ出かける日本人が増えることを期待」と述べ、ビジネス関係に加え、観光促進に大きな役割を果たすことを指摘した。

 初便に使用された機材はボーイングB400型機。座席はファーストクラス36席、ビジネスクラス32席、エコノミークラス290席の合計358席。機長を務めたキャプテン・ファハッド・ダハニ氏は関西空港について、「日本へ飛んだのは初めて。この空港は非常に着陸しやすく、着陸後の誘導体制もプロフェッショナルな印象を受けた」と初着陸の感想を語った。

 なお、関空からの初出発便には、関空会社の執行役員香椎裕人氏を団長として、関西空港全体構想促進協議会のメンバー5名がエアポートプロモーションを兼ね、サウジアラビアを表敬訪問する。

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