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ツーリストサービス、今後はヨドバシ他店との連携に含み

  • 2005年9月16日
 近畿日本ツーリストのグループ会社ツーリストサービスは16日、東京・秋葉原に開設した新店舗で下半期に5億円を目標として販売を展開する。家電量販店のヨドバシカメラが新たに開設したヨドバシAKIBAの6階にツーリストサービス店舗を開設。ツーリストサービス取締役社長の諏訪敬幸氏は、「ファミリー層をターゲットにショッピングモールへ店舗設置はあったが、ヨドバシカメラ内に店舗を設置するのは初めて。AKIBA店の動向によっては、ヨドバシカメラ各店への新店舗設置も考える」と構想を披露する。
 商圏は手探り状態という現状だが、筑波周辺地域の大学、企業をはじめ、秋葉原周辺に勤めるOLやサラリーマンなどをターゲットに設定。これは、ヨドバシAKIBA店の来客予想を基にしたもので、一日の来店者数は平日7万人、休日10万人から15万人の人出を予想。ツーリストサービスの店舗前にはヨドバシ側がスーツケースなど、旅行関連グッズエリアを配置した。
 ツーリストサービスAKIBA店の要員は8名。ツーリストサービスでは初めてとなるウェディングやハネムーン、クルーズ専門デスクを設置。ウェディングやハネムーンはオフィス街である秋葉原のOL層の利用者を見込むほか、クルーズ商品に対してはアドバイザー資格保有者を配置するなど、高額商品の販売を積極的に展開する計画だ。